宝塚 ピラティスサロンJikuのsayakaです。
うちに来てくださるお客様のほとんどがカラダが「過緊張」の状態です。
「肩こりは感じたことないです」
そう言うお客様でも、ものすごく肩が引き上がってかた~くなっていることがほとんどです。
それが当たり前になってしまっている。
ちからを抜く
これは本当に、本当に難しいのです。
ピラティスでは、この「ちからを抜く」を何度も何度も練習します。
カラダの長年の癖。
みなさん、それぞれ持っています。
まさに形状記憶されているのです。
そこから、カラダの使い方を「再教育していく」のがピラティスです。
長年の癖ですから、当たり前ですが、すぐには変わりません。
何度も何度も重ねていくことに意味があります。
私もまだまだ力みが取れません。
もともとガチガチの肩コリの持ち主です。
気が付けば力んでいます。
これは自分のこれまでの生き方も影響しています。
ずっと〝頑張る人生”だったから・・・
まだまだ課題も多いです。
が、ピラティスをすればするほど、
自分を内観し、自分と向き合い、少しずつカラダの使い方が変わっていくのを感じます。
ピラティスは自分のカラダを、自分の意識を、自分の感覚を、
見ながら動きます。内観します。
自分をカラダを知るのです。
これが難しいのです。

ちからを抜くこと
これが本当に苦手なかたがいらっしゃいます。
あぁ、きっと、今まで緊張の状態で頑張って生きてきたんだなぁ~と思います。
動きが雑な人。
自分を雑に扱ってきたんだなぁ~
きっと、自分に対する諦め、他を優先する必要、色々あったんだなぁ~と思います。
それが悪いことではない。
今までそうして生きていく必要があった。
生きていく術だった。
生きざまってカラダ、動き、すべてに現れる。
そうゆうかたほど、ピラティスをやってほしい。
余計な力みがなく
ゆるまった状態の安堵感の中で
人と接したり、やりたいことをやったり、人前に立てたら、
ラクだな~と思いませんか?
ピラティスは「感覚」が手に入るんです。
ゆるまった感覚。チカラが抜けた感覚。
だから、ピラティスはただの運動ではない
人生が変わるもの
私はそう思っています。
そのくらいの気持ちでレッスンしています。
「感覚」や「意識」が育っていく
だからこそピラティスは素晴らしいのです。