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当たり前、なんてない。

先日、中高時代の友人のお通夜に参列しました。
彼女は高校を卒業しても変わらず仲良くしてくれて、私の結婚式にも来てくれました。
本当に本当に急なことで、信じられなくて・・・
でもお別れをどうしてもしたくて、人生ではじめて島根に行きました。
レッスンもキャンセルさせてもらったため、本当にご迷惑をおかけしました。

彼女は30代でがんを発症し、ここ数年は抗がん剤治療をしていました。
若くして亡くなった彼女には、小学生の子どもが2人おり、
うちのこどもたちと同じ年頃。
彼女や旦那様、こどもたちの気持ちを想うと、胸がえぐられる想いでした。
さぞかし辛かっただろう。苦しかっただろう。


ぐちゃぐちゃな心のまま、出雲行きの飛行機の中で自分に問いかけました。

私は死を忘れて生きてはいなかったか?
死を意識したとき、残るものは何か?
私は生きている間に何を伝えたい?
死ぬとき、何を思う?
そうやって問いかけているうちに大切なものがはっきりと見えてきました。

会場に着いて、昔と変わらない彼女の綺麗な顔を眺めながら、
「今を全力で生きよう」「今に感謝しよう」と胸に誓いました。
私がここに存在していて健康に暮らせているのは当たり前のことではない。
忘れているだけで、死はいつだって隣にあるのだ、と。

同級生たちとも久々に会い沢山昔話をしました。
しばらく連絡をとっていなかった私たちを、まるで彼女が引き合わせてくれたように感じました。
「人との繋がりももっともっと大事にしなきゃ」と思いました。
会える時に会おう。伝えたい時に伝えよう。
また今度・・・なんて言っている間に大切なものはなくなってしまう。

家族や周りの人との時間をもっと大切に。
これから私と出会ってくれる人も大切にする。
そして、改めてピラティスを本気でやっていこう、と。
みんなが健康に元気で笑って暮らせるように。

健康は当たり前のことではなく、
維持するために努めなくてはいけません。
年齢を重ねるごとにそれを強く感じるし、
若い頃から積み重なっていくもの。
だから、若くても過信はせず、いつも意識してほしいのです。

できることは少ないかもしれませんが、
出会う人を健康に、そして少しでも幸せにできるように
そんな願いを込めて、レッスンを提供したい。

そう思っています。

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